歯間清掃してますか?

2025年07月14日(月)

その他

 歯間清掃してますか?

暑さが本格的になってきましたが、皆さま体調など崩されていませんか?歯科衛生士の吉岡です。

熱中症や夏バテが心配な季節ですが、こまめな水分補給とバランスの良い食事を心がけて、元気にお過ごしくださいね。

今回は歯間清掃についてお話します!

歯間清掃とは、歯と歯の間の清掃の事を指します。

歯ブラシだけでは全体の6割程しか汚れを落とせていないと言われています。

それだけ歯と歯の間には汚れが多く溜まり、さらに落としにくいということですね。

問診票にも何を使っているか丸をつける欄があります。

●歯間ブラシ

持ち手の先にブラシのような短い毛が360度ついているもの

I字型やL字型があります。

歯と歯の間に差し込むように使用します。

歯周病の方や、歯と歯の間の隙間が大きい方におすすめです。

●糸ようじ(ホルダータイプのフロス)

持ち手の先に糸が張ってあるもの。

Y字型やF字型(P字と表現される方も)のものがあります。

●デンタルフロス

持ち手はなく、ケースに入った糸(フロス)を引っ張り、使いたい長さで使用できます。指に巻いてピンと張らせながら使います。

糸ようじもデンタルフロスも噛む面の方から歯と歯の間を狙ってノコギリを引くように少しずつ入れて使用します。

虫歯ができやすい方や、隙間の無い方におすすめです。

以上の3つがよく使われる歯間清掃用具ですが、混同される方も多いので簡単に道具の違いをお話させて頂きました。

※定義的には糸ようじもフロスと呼ばれるものではありますが、当院の問診票では歯間ブラシ、糸ようじ、デンタルフロスと分けております。

どのタイプも、詳しい使い方などは検診の際に担当の衛生士にお尋ねくださいね。