仕上げ磨きっていつまで必要?
2025年05月12日(月)
その他
こんにちは。
歯科助手の高橋です。
GWも終わり、夏のように暑い日もちらほらと出てきましたね。
先日患者さまより、「子どもの仕上げ磨きはいつまですればいいの?」と質問がありました。
仕上げ磨きとは
磨き残しをできるだけなくし、健康な歯を保つために、養育者が子どもに行う仕上げの歯磨きのことです。
仕上げ磨きはなぜ必要?
一人で歯磨きができるようになった!と思っても、ほとんどのお子さんがしっかり磨けていないことが多いです。
子どもは大人に比べればまだ手先が不器用なため、汚れがきちんと落としきれていないのです。
上記の理由から、子どもでは磨きにくい場所を養育者が磨いてあげることで子どものむし歯を防ぐことができるからです。
仕上げ磨きを行う年齢の目安
歯医者の多くは10歳~12歳頃まで仕上げ磨きを行うことを推奨しています。
10歳〜12歳頃まで親が仕上げ磨きをしたほうがいいと言われているのは、
●生えたての永久歯は歯の表面がまだ柔らかいためむし歯になりやすい
●小学校高学年まで永久歯への生え変わりが進むこと
●奥歯まできちんと磨くのが子どもには難しいこと
●正しい磨き方ができるようになるのが小学校高学年であること
などの理由があります。
歯科医院での定期検診の必要性
小学生になったら自分一人でしっかり磨けるように、養育者と歯科医院が協力して指導していくことも大切です。
染め出し液を使ってきちんと磨けているか、磨けていないところはどこなのか、本人と一緒に鏡を見ながら定期的に確認するのもとても良い方法です。

上手に歯磨きができているか、不安な場合は定期検診・クリーニングの際に担当の衛生士にお気軽にご相談ください。
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