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『口腔機能発達不全症』

2021.04.01

こんにちは、衛生士の竹元です。


春めいた気候になってきましたね^_^
季節の変わり目は体調を崩しやすいですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

今回は『口腔機能発達不全症』についてお話しさせていただきます!
皆さま、聞いた事ありますか?
「口腔機能」とは、「食べる機能」「話す機能」及び「その他の機能(呼吸等)」の事で、これらの機能が正常に獲得できていない状態のことを『口腔機能発達不全症』いいます。.

乳幼児の口腔機能は、放っておいて自然に発達するものではなく、哺乳・離乳の時期に始まり、段階的に正しい経験を積んで、徐々に発達していきます。この「段階的に正しい経験を積む」と言うことがとても重要となり、発達がうまくいかないとお子さんの正しい成長と発育を阻害してしまうケースもあります。

下記の一覧に該当する症状があるかチェックしてみてください!

・歯並びが悪い
・固い食べものが嫌い
・食べるのが早い(ほとんど噛まない)
・食べるのが遅い(なかなか飲み込まない)
・肥満や低栄養がある
・ポカンと口を開けている
・話す時や食べる時にいつも口から舌が出る
・よだれが気になる
・口から食べ物がよくこぼれる
・口呼吸がある
・いびきをかく
・滑舌が良くない
・いつも猫背である
・舌にギザギザの歯の痕がある
・舌が短い、舌を前に出すと先がくぼむ

いかがでしたか?
こういった症状は、お口を上手に使えていないことが原因かもしれません。
上手にお口が使えない症状を「口腔機能発達不全症」といい、2018年度より新たな病気として国が認め、治療の対象となりました。
そして「口腔機能発達不全症」は早期にトレーニングや治療等に取り組むことで改善出来るケースもあります。

話しがとても長くなってしまいトレーニングの例などご紹介できませんでした、すみません(^_^*)
ご心配な方、気になる方は是非ご相談ください!

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